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メルセデスベンツ W212 E350 修理 AdBlueカウントダウン NOxセンサー鈍化・AdBlue撤廃

メルセデスベンツでカウントダウン開始してる車両修理です。

電話にてご相談あって内容確認しました。

以前にもカウントダウン開始して最寄りの整備工場にてリセット??してもらって走ってるとの事です。

最初にカウントダウンが表示された状態であれば残りの距離数を鵜呑みにしても大丈夫なので

自走にて来社も可能かな??(100km位の距離)と思ってましたが、リセットを2回してるらしく

実際のカウンターが不明です。

いつ停まってもおかしくは無い状況なので積載にて引き取りに伺いました。

カウントダウンエラーを単にリセットだけすると、残りの距離が減っていくスピードが劇的に早くなるのは

確認済みです。






早速点検していきます。フォルトコード内容からAdblu関連が多数故障してる可能性あります。

最悪はユニット丸ごと交換になります。この車は少し前にNOxセンサーも前後交換済みです。

社外品使用の為かフォルトが存在してました。

ユーザーさんと相談して今回は撤廃と鈍感化で対処することになりました。


早速ECU外す作業です。フェンダー内に置かれてあるので色々と脱着作業が必要となります。




取り外したECUから、ノーマルデータを抜き出します。

弊社のPCにノーマルデータのバックアップも保存してあります。

メルセデスで多発しているECUの故障トラブルが起きた際も、中古ECUにデータを移植して、クローンを作成する事ができ、万が一のトラブルにも対応できるようになっています。


書込みが終わりましたら、物理的に不要となったアドブルー関連の電源関係を取り外し。


Noxセンサーも前後とも外します。




アドブルーはもう必要ないので、電源保護の為にもコネクタを外してしっかりと養生します。

テストランを行い、チェックランプの再点灯やエンジン不調がないかを確認して完成です。

まれに一発で対策プログラムが決まらないことがありますが、今回は大丈夫でした。

今後NOxセンサーの度重なるトラブルも、アドブルータンクの交換も、アドブルーの補充とも無縁です。

ご用命、ありがとうございました。



【最後に・・・・必ずお読みください。】毎回書かせて貰っておりますが、これを「修理」とは言えないと思っています。ただ、NOxにしてもAdBlueにしても、部品はどちらもかなり高額である上、欠品している事も多く、直したくても直せないというトラブルに該当しています。それをプログラムで少し「調整」してあげたり、部品が入荷するまで運用出来ないお車を一時的に”撤廃”作業を施して運用出来る様にするというものです。エンジンチェックランプの点灯原因・内容が分かってはいるものの、NOxやAdBlueがチェックランプを点灯させ続けている状態では、他の全く別の重大なトラブルが発生したとしてもドライバーさんは気付く事が出来ません。なので、過敏に反応する所を少し調整してあげてチェックランプが反応しない様にしてあげる事で、別に発症した”本当に重大なトラブル”にドライバーさんが早く気付く事が出来る様、本来の意味としての「エンジンチェックランプ」点灯お知らせ機能を取り戻す作業です。同作業をご希望される方は、その辺りをご理解下さい。

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