FIAT500 タイミングベルト交換
今回の500は1400ccエンジンのタイミングベルト交換です。
ボンネット上げて、エンジンを眺めるとクーラントの量が少ない様です。
各部点検すると、サーモスタットハウジングからの漏れの様です。
お客様に伝えると、点検して悪いところは修理してもかまわないという承諾を得たので
早速作業にかかります。ホースバンドを少し揺さぶるだけで折れました。
FIAT500の弱点になります。6年くらい経ってくるとプラスチックが弱くなり漏れが始まります。
以前にもここが折れてオーバーヒートして出張修理に出かけたことがあります。
タイミングベルト交換ついでにウォーターポンプ(WP)も交換します。サーモスタット外してるので一気に交換した方が結果てきに安価に仕上がります。
タイミングベルト交換してクーラントのエア抜きを時間掛けて行います。この時間を使ってエアコン等の点検もしていきます。
これからの季節でエアコンフル稼働になりますが、ガス量が少ない様でしたので一緒にラインクリーニングします。ついでにフィルターも外すと……。
即交換です。臭いとかも出てると思われます。湿気でカビも発生します。
下から覗くと今度はオイル漏れもありました。オイルフィルターを交換していないようです。
オイル交換は某◯ートバックスでしてると聞いてましたが、おそらく上抜きで交換してるので
フィルターの事は分かってないようでした。
タイミングベルト交換でお預かりした車両でしたが、追加整備が沢山増える結果となりました。
ユーザーさんが永く乗りたいとの事で、次回(10月)の車検整備の相談までもらいました。
当工場では初めて車検整備させていただくので、キッチリ仕上げる予定です。