VOXI、ノアCVTオイル交換
15万キロ交換してない感じのCVTフルード交換依頼です。
宮崎市からは少し離れてる市からワザワザご来社いただきました。
早速コンタミチェックの為に少量抜き取りまして点検しました。
チェックは問題ないですが、なにぶん交換サイクルが長すぎるために今後の事等を
理解してもらってのお預かり作業になります。
早速抜きます。
オイルパンを外して、ストレーナーも取り外します。
汚れ具合が酷いのでパーツクリーナーでかなり洗浄して一晩置いとく事にします。
新品のストレーナーと外したストレーナーです。
マダラに見えるのが鉄粉になります。
エンジンなんかと比べようが無いほど鉄粉があります。
ストレーナーが詰まってると思われます。どうして交換推奨しないか?(ある程度の距離で故障してくれないと新車が売れません…。)エンジンオイルは人々の乗り具合が全然違うために交換あまりしなくては大丈夫です。
オイルフィルターとストレーナーの2重で鉄粉を抑えてます。
オイルパンに付いてるマグネットも以前は清掃して使ってましたが、金額的に安価なので新品に替えるようにしてます。磁力も時間とともに落ちていきます。再利用する場合最初の頃よりは鉄粉拾わなくなると思います。
オイルパンもかなり念入りに洗浄します。パーツクリーナーで湿気が起きるので時間をかけて乾かして再使用します。車両状態によっては、オイルパン交換もします。
新品のストレーナーを組み付けます。
きっちりとトルク管理して組み付け後1回目の圧送交換します。
最初に抜いた状態のオイルと見比べてもほとんど変化ありません。
30分位クリーニングモードで様子見て2回めの圧送交換します。
少しはマシになってきましたが…。更に30分くらいクリーニングします。
クリーニングしてる間に汚れが浮いて来ます。
3回目の圧送交換です。
かなり綺麗になりました。再度30分クリーニングして変化が無かったので終了とします。
クリーニング時間を含めるとかなりの時間を要します。(最短でも4時間位)
ATF交換やCVTF交換を某カー用品店やスタンドで作業された車両を見ますが
上面しか交換出来てないはずです。
どうせ交換するのでしたら、ビシッと交換作業が出来る整備工場をお勧めします。
液量調整確認油温も30℃〜40℃の車両の場合は1日お預かりしないと絶対に出来ないと思います。
抜けた量を計測して入れる作業では元々のオイル残量もあてになりませんのしっかり管理されてるとは思えません。
過走行車でもフルード交換して調子が良くなったり、燃費が延びたりする車両は沢山あります。
気になる方はメールでも電話でもドシドシご相談ください。
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