トラヴィックAT不良?
スバルの珍しい車、トラヴィックの修理です。
AT警告灯が点灯して2速固定での走行しかできないようです。
自走困難ということで、引き取りに伺いました。
工場に向かう途中に試運転がてら色々と試します。
シフトをDレンジでなく1→2→Dとマニュアル操作すると普通に走れます。
これでAT本体の不具合でなく、ソレノイドもしくわバルブボデー不良に
絞り込めます。工場に持ち込みBOSCHダイアグ機にかけます。
コードを読み出しました。
トランスミッション制御システムの不良を読んでます。
これでは、何を意味してるのか分からないので更に奥深く見るために
今度はOPELのZafilaでコンピューター内に入ります。
実はこの車は OPELのOEM車です。
スバルの診断機では奥深くに入れずOPELに切り替えると確認できました。
シフトレバー及びスイッチ(日本車ではインヒビタSW)不良でした。
接触不良等を疑い、カプラ等の抜き差しを繰り返してみました。
試運転しましたら、不具合が発生しません。数日試運転を繰り返しましたが不具合の発生が
確認出来ないので、お客様にその事を伝えて納車させていただきした。
その後、不具合発生の連絡はきてません。おそらく接触不良だったと思われます。