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エスティマ修理 セカンドピニオン

100キロ程離れてる所からの修理依頼になります。

トヨタエスティマで地元の整備工場で車検整備を実施して予防でATF交換済み。

数日後から変速不良になり、再入庫させましたが判定はATミッションリビルト載せ替え(50万位)です。

距離が10万キロ以上走ってますが、ATF交換してから不調になったのでどうにかならないか??て

事でネット検索されてトルコン太郎で圧送交換してる当社に相談がありました。


直後からの不調との事でATFになんらかの問題があるかもしれないので入庫了承しました。

いつものように点検してますとどうやら不調なのは低温時だけでしばらくアイドリングしてると

普通の戻ります。

ATFトラブルの可能性が半々だと思いましたが、ダメ元で良いのでとりあえず交換依頼を受けました。


オイルパンを外してストレーナー及びマグネット等も交換します。






もちろんATFは圧送交換作業でします。


状態から直る可能性は半々だとは思ってましたが、圧送交換する事で変速が良くなるのは確実なので

しっかりと作業します。今回はセカンドピニオンなのですが状況からミッション本体の故障では無いと断言できますので点検を進めます。

回路図等を確認してATのコンピューターが悪さをしてる可能性あると思い、入力等を確認します。

もちろん、専用機で実測値も点検していきます。

朝一の始動時は確実に悪症状なので比較的診断は楽にできます。

 

各センサー類は悪くないと判断できたのでいよいよ本丸のコンピューターを調べます。

このコンピューターはミッションの横に付いてるためオシロ等を使っての点検できません。

(頑丈な防水カバーが付いてるため、被覆等にもアナを開けられす…。)

消去法でセンサー類は点検済みなので本丸を外してカバーをこじ開けてみました…。


焦げ臭い匂いと水が混入して焼けた跡が確認出来ます。

これで間違いなくコンピューターだと予想できるので発注後交換しました。


交換後完成検査(試運転)を繰り返して修理完了としました。


今回はセカンドピニオンでの作業となりました。

すぐにATミッション交換の見積もりが飛び交ってますが、最近のミッションがそんなに簡単には壊れないと思います。実際当社では殆どミッション降ろさずに修理が完了するものばかりです。

今回の案件も車検時にひょっとしたらスチーム洗浄等をしてしまい防水コネクターの中に水が入り

ショートして基盤が焼けたのでないかな?と推測できます。

通常ミッションの横側(前側)にコンピューターが付いてるとは思わないでしょうから…。


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