C26 セレナ アイドリングストップランプ点滅修理
- Raian
- 2021年3月27日
- 読了時間: 3分
更新日:2021年5月3日
C26セレナのアイドリングストップランプ点滅修理です。
この車両は以前、日産ディーラーに持ち込んで点検済みの車両でした。
単純にバッテリー不良との判断で交換されてました。
その後も少し走ると点滅するので再点検してもらった所
あれやこれやと部品交換して18万越えの見積もりをいただいたようです。
何とか少しでも安価に修理出来ないか模索して当工場に持ち込まれました。
点検にかかる前に、見積書を確認させてもらいました。
電動ポンプ不良との事でした。
修理書で確認したところ、アイドリングストップ中でもCVTオイルを循環させる
必要があるらしくて、このようなポンプが付いてるようです。
診断機で確認したところ確かに電動ポンプ不良になってましたが
点検方法がありません。この様な場合交換して判断になるようです。(恐ろしい…)


手振れしてました……悩んでも仕方がないので自己責任で交換する事にしました。

新品の部品です。
日産の見積もりではバルブボディ等多数の部品交換必要との事でした。確かに全て交換すれば直るのは当たり前です。エアコンの修理見積もり見ていつも思ってたのと同じです。
修理屋としてはなるだけ最低限必要な部品交換で済ませたいと思ってます。
今回もポンプ交換→エア抜き作業(これが一番大事)→試運転の流れでします。





実は今回エア抜きの必要性を知らずに、交換後も点滅が再発したために悩んだ案件でした。
ディーラーメカニックにエア抜きの件を聞いたところ普通エンジンかけて乗れば抜けるとの事でした。
この事を鵜呑みにしてしまい数十キロ試運転する羽目になりました。
冷静に考えてみれば、アイドリングストップの時に回るモーターなので
警告灯点滅の状況ではポンプが作動されずエアが抜けないのは当然ですね。勉強になりました。
修理完了したので、ついでにCVTオイルの圧送交換をお勧めしたところ快諾してもらえました。
オイルパン外します。


ストレーナーも交換します。マグネットにはそれなりに鉄粉が付着してます。


出来るだけ綺麗に清掃して組み付けます。
この車両には別にオイルフィルターがついてます。
トルコン太郎で圧送交換するために外してこのフィルターも交換します






リセット後、修理完了としました。コンタミチェツクの写メは撮り忘れてますが毎回必ず確認してます。
LEVELてきにはオイル状態は良いの判定だったのでバルブボディ交換等は必要ないだろうと判断しました。
今後定期的に交換していけばまだまだ走れる車両だと思います。
宮崎県でAT、CVTで何かしら不具合を感じられる方はとりあえずご連絡いただければ
何らかのお役にはたてると思います。
最後に見積もりです。部品代がだいぶ節約できたので、半額以下で修理完了してます。
数日走ってもらい感想をもらいましたが、以前よりスムーズで凄く調子良くなったとの事でした。

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